心が動かなければ体は動かない

こんにちは。
コンセルアベイユのみつばちです。
今日は、私の日!
3月8日は「3と8」で「みつ、はち」
みつばちの日!です。

さて、前回お知らせしておりました「泣いた赤鬼」のお稽古見学に行ってきました!今日はこの日のことを少しご紹介させて下さい。


まず「はい。では、最初から頂けますか?」の演出家の方のお声で稽古が始まります!

ピアノの方の楽譜をめくる音。
歌手の方たちは、それぞれの立ち位置に。

そしてメロディーとともに歌手の方たちが動きだしお稽古場は
あっと言う間に森の中にかわります。



軽快なピアノの音、くるくる動き出す青鬼くん、歌いだす赤鬼くん。
演出家の方は台詞、歌、動きを全部一瞬のうちに見てるんですね。

そしてこの台詞の時はどんな気持ちだろうかということを
日常のたとえ話などを織り交ぜながら歌手の方たちに提案したり指示したり。

この日一番ぴりっときた演出家の方の言葉は
「心が動くから体がこう動く」

そうなんですね。
そうそう。

ありがたいと心から思うから頭を深く下げておじぎをする。
嫌い、いやだと思うから少しずつ遠ざかっていく。
好きだと思うから近づいていく。
いとおしいと思うから頬を手のひらで包み込んで慈しむ。

ただ、「手をこう上げて、目線を下に」という指示だけでは
心が無い。逆に言えば心があるからこそそういう行動にでる。

もう、みつばちはですね、この演出家の方が
赤鬼くん、青鬼くんに演出をつけていらっしゃるのを
拝見していたら何だか自分もできそうな気がしてきちゃいました。

というくらい、一つの言葉、一つの動きにどんな想いが
こめられているかということを演出家の方を筆頭に、歌手の方、ピアノの方、
そしてその日は練習に参加されていない演者の方、みなさんで
うなずいたり、笑ったり、時には涙ぐんだりしながら作り上げていくのです。

いつも舞台では歌手の方しか見えていなかった
みつばちですが、次回からは違いますよ。

まず、舞台が始まる時に心の中で
「はい。最初からいただけますか?」とつぶやいてみようと
心に決めたみつばちでした。

次回はリハーサルにもお邪魔させて頂けるかもしれないということなので今から、わくわくでございます。

また、舞台の裏側をちらっとご紹介させて頂きますね。