当協会の前身である「コンセル・ピエール」は、アンサンブル・オペラ等の研究・発表を目的に福岡学芸大学(現・福岡教育大学)音楽科教官を中心とした若い声楽家8名によって1962年に結成され、福岡のオペラ普及を主として活動するために1969年西日本オペラ協会「コンセル・ピエール」に名称を変更致しました。
その後、1973年に同好会的性格を発展的に解消、会長・中牟田喜一郎
後援会会長・蟻川五二郎の両氏が就任、西日本オペラ協会として再結成。
1979年、会長・安永武一郎 後援会会長・中牟田喜一郎両氏就任。
1982年、会長・三浦國彦氏就任。
2002年、後援会会長・末永直行氏就任。
2009年、会長・北里由布子、名誉会長・三浦國彦両氏就任。
2013年、会長・前田美澄、顧問・宮崎憲子両氏就任。
2015年、後援会名誉会長・末永直行氏、後援会会長・多田昭重氏就任。
2024年、一般社団法人化
を経て、現在に至っております。
主な受賞暦
1982年11月 第8回福岡市文化賞(団体賞)
1988年11月 福岡県教育文化功労賞(団体賞)
2008年11月 地域文化功労者文部科学大臣表彰
結成以来、福岡県内をはじめ九州全域の多くの方々の協力を得ながら、近年では東京・関西の指揮者、演出家、客演の協力を得てオペラおよびコンサートの公演を行っております。
またイタリアより講師を招いての「日伊交歓ガラ・コンサート」や「日本・イタリア「友情の輪」コンサート」、韓国人テノールとの「国際交流ガラコンサート」など音楽を通じての国際交流、2006年「秘密の結婚」福岡初演、2011年「福岡発 新作オペラへのアプローチ(ラーマヤナ)」世界初演、2012年には創立50周年記念オペラ「フィガロの結婚」を上演し好評を博すなど、今後ともアジアへの国際都市 福岡のオペラとクラシック音楽の普及・発展に寄与したいと考えております。
また2009年より(財)アクロス福岡のご協力のもと、アクロスちびっ子コンサート こどものためのオペラ公演のほか、こどものためのオペラ移動教室(県内5箇所6公演)を行うなど、子どもが本物のオペラに触れる機会を増やすための出張公演にも力を入れております。